2021/01/21 21:39
[軽量化の費用を考える]
.
前回前々回と軽量化のお話をしてきました。
今回は軽量化でかかる費用と、費用の抑え方について。
.
まず、1300g切りのカーボンTLホイールはおいくら?
Bontrager Aeolus xxx 2 がペア318000円、1305g
Zipp 202 nswがペア318000円、1375g
Enve 2.2が370000円、1375g
Reynolds attackが110000円、1365g
Fulcrum racing zero carbonが262000円、1340g
LWC25mm nxl carbonが137900円、1120g
.
.
そもそも1300g切りが難しい。
LWCは超軽量、ヒルクライム決戦用で普段使いは怖い。
コスパ最強はレイノルズアタック。
ただ、10万円前後で1300gを切りたいとなると、
やはり手組みに限る。
(手組案)前後ハブ300g、リム390g x2、
24Hで軽量のスポークとALニップルを使って約110g x2
これで1300g。
軽量ハブを使うことで外周部への比重が大きくなり、回転も悪くない。
例えば、レイノルズアタックでは
リム重量前後760gでホイール1365g
およそ55%が外部重量。
比べて手組み
リム重量前後780gでホイール1300g
およそ60%が外部重量。
手組みでは同等価格でレイノルズアタックよりも高パフォーマンスなホイールが仕上がりそう。
(ホイール価格は約11万円と想定)
そして厄介なことにフロントとリアのブレーキシステムが違うので、手組みはマジで最適。
.
.
スプロケ交換
68の14-28(299g)→91の12-28(205g)
→sramredの11-28(167g)
※費用を抑えるために中古でヘタリがマシなものを探しましょう。
91が中古価格で約18000円。
レッドが約20000円。
2000円差で40gも変わるとレッドが欲しくなる。
ただ、変速時の足への負担が大きい。
加えてスラムの変速性能はいかがなものか。
ディレイラーに起因するのか、スプロケに起因するのか。
無難にデュラ91にするとしよう。
(スプロケ価格は18000円)
.
ブレーキ交換
68(170g)からデュラ90(150g)に変更
デュラ90中古相場約9000円
(ブレーキ価格は9000円)
.
ペダル交換
58(277g)→91(234g)
デュラ91中古相場約17000円
(ペダル価格は17000円)
.
ここまでで350g強の軽量化。
費用は154000円。たった350gのために15万円!高過ぎ!
.
ただ、考えてみてください。
これまで使っていたものはもう使う機会がないので売ればいい。
つまり、
Wheel: F roval slx24,
hed belgium black x chiris king r45
R hed belgium black x chiris king r45
ヘッドクリキンセットで8万、ローバルが3万円くらい?
Cassette: ultegra 6800 14-28t、3000円
Brake: R ultegra 6800、3000円
Pedal: 105 5800、3000円
販売手数料やら送料やらで持っていかれて、
大体10万強残って
.
結果5万円で350g軽量化!
変わったのは重量だけじゃありません。
ブレーキング性能、ペダリング剛性、変速性能。
そして見た目が大きく変わります。
ロマンロマン♡
(カタログ重量みたいにペダル抜いていいならヨユーで6kg台やわ!👊💢)(続く)
.
_______________”Be ハヤシ.”_______________